コーディネートする際の要点~実用性について
インテリアコーディネーターに求められる能力で、実用性ということを無視するわけにはいきません。というのも、インテリアコーディネーターがコーディネートする対象はモデルルームのようなディスプレイ用の空間ではありません。
生身の人間が住む空間についてのコーディネートを行うのです。そのため、そこに住む人にとって、その空間が快適であるかどうかが大きなポイントになってくるのです。
この実用性というポイントは、インテリアを選ぶ際にも重要な判断基準になってきます。というのも、見た目がよくても使い勝手がよくなければ、お客さんが満足しません。ですから、全体的なインテリアへの知識がインテリアコーディネーターには求められるのです。
たとえば、家具についてもタンスであれば、見た目のデザインも重要ですが、それと同じぐらい引き出しが開けやすい構造になっているかとか、無理なく服などを収納することができるかといったことが判断基準になってきます。ドアや窓についても、そこをデコレートすることはもちろん認められますが、それをつけたことによって、見た目はよくなってもかえって開け閉めがしづらくなったら意味がありません。
また、インテリアコーディネーターはお客さんあってこその仕事です。ですから、お客さんの立場に立って仕事をすることが求められます。
その中には、お客さんの懐具合を考慮することがもちろん必要になります。この場合、費用にはインテリアをコーディネートするときにかかる家具などの購入費のみがコストではありません。
インテリアコーディネーターがコーディネートするものには照明や風呂やキッチンといった設備機器が含まれることがあります。こういったものは、ご存知のように光熱費をはじめとする設備維持費がかかります。これらを負担するのはお客さんですから、この点についてもインテリアコーディネーターは考慮する必要があります。
インテリアコーディネーターは、お客さんが第一だとよく言われます。しかし、そのケアについては多岐にわたるものであるということを理解しておく必要があります。理想だけではなく、現実も直視する必要があるのです。
カテゴリー:コーディネートする時の注意点





